【中卒宅建講座】権利関係 『制限行為能力者とは?①』

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どうも。

中卒宅建講座講師のユウスケです。

今回は
『制限行為能力者』について
お話していきます。

制限行為能力者という制度は
判断をする能力がない人が行った契約などを
取消せるという制度です。

例えば小学生が何か大きな買い物をするのは危険です。

なぜならその買い物が正しいのかどうかなどを性格に
判断する能力はないからです。

また、言葉は悪いですけど、ボケてしまった老人が
訳もわからない状態でしてしまった契約などを
『絶対に守らなければならない』とすると
不利益な契約にしばられてしまうことにも
なりかねません。

悪い奴から、うまい事を言われて変な高額なものを
買わされるかもしれません。

こういったときにその契約を取消せるように
判断能力が十分でない人達を保護するために
制限行為能力者制度を設けました。

制限行為能力者を『保護することが目的』
ということをしっかり覚えておきましょう。

ただ
判断能力があるのかないのかというラインは微妙で
いつもはボケているけど契約したときは、判断できる
まで回復していた場合もありますし

16歳になればもうしっかりした判断も下せる人も
中にはいるでしょう。

売主が「あの時は判断能力があったんだからこの契約は
    有効だ」

買主が「あの時は判断能力がなかったんだから取消す」

と、言ったとしてもそれを証明するのは時間もかかるし
大変です。

そこで制限行為能力者制度では『制限行為能力者』である
という『お墨付き』を家庭裁判所からもらっていれば、
現実には判断能力があったとしてもその者がした法律行為は
原則として取消すことができることにしたのです。

このお墨付きのことを『審判』といいます。
(未成年者は審判は不要)

この『審判』は判断能力の有無の程度によって
次の4つに分けられています。

『未成年者』

『成年被後見人』

『被保佐人』

『被補助人』
です。

まずは『未成年者』からみていきましょう。

未成年者とは『20歳未満』の者をいいます。

「未成年者は20未満の者」とハッキリ分けることが
できるので家庭裁判所の『審判』は不要です。

ただし、20歳未満の者でも婚姻をした場合は
成年者として扱われます。

なお、法律上は男は18歳、女は16歳にならないと
婚姻することはできません。

未成年者には必ず保護者がつけられます。

具体的には親です。親のことを『親権者』といいます。

親権者がいないときは『未成年後見人』という
保護者がつけられます。

この親権者や未成年後見人には
『同意権』『取消権』『追認権』『代理権』という
権限をもっています。

同意権とは制限行為能力者が契約をする前にOKを出すことです。

追認権とは制限行為能力者が契約をする後にOKを出すことです。

同意したり追認するとその契約は取消すことができません。

親は法律上当然に未成年を代理することが
できるので『法定代理人』と呼ばれたりします。

法に定められている代理人ということです。

詳しくは『代理』のところで説明します。

では、未成年者が1人で契約をした場合はどうなるのか?
というのをみていきましょう。

たとえば

未成年者である10歳のA君が、バイク屋さんBから
30万円もするバイクを買う契約をしてしまいました。

このような場合には原則として
『未成年者が単独でした行為は取消すことができる』
となっています。

上記の例で言うとA君は原則としてバイク屋Bさんとした
バイクの売買契約を、何の理由もなく一方的に取消すことが
できることになります。

バイク屋からすれば一方的に取消されるので怖くて
未成年者と契約はしづらいです。

なので上記のように親から同意をもらっておけば取消しをされないので
「親の同意をもらってこい」ということになるのです。

みなさんも未成年の時に言われたおぼえがあるのでは
ないでしょうか。

さらには制限行為能力者は、保護する必要性が高いので
『制限行為能力者による取消しは善意の第三者にも対抗できる』
となっています。

ただし例外として取消すことができない場合があります。

★①『単に権利を得、または義務を免れる行為』

★②『処分を許された財産の処分』

★③『営業の許可を受けた場合のその営業上の行為』

①は、タダで物をもらったり、借金をチャラにしてもらう
ような場合です。

②は、もらったお小遣いの範囲で買い物をするような場合です。

③は、たとえばパン屋さんを営むことを親から許可をうけた場合に
そのパン屋さんを営むについての行為です。

この3つの例外はしっかり覚えておきましょう。

成年被後見人、被保佐人、被補助人については
次回くわしくお伝えします。

今回もわかりやすく動画を作成しました。

【中卒宅建講座】権利関係 『制限行為能力者とは?①』



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それでは、また更新します。

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