権利関係 重要過去問題 『代理』  H13 問8

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どうも。

中卒宅建講座講師のユウスケです。

今回は権利関係の中の『代理』についての
重要過去問題を解説していきます。

〔問8〕Aが,B所有の建物の売却(それに伴う保存行為を含む。 )について
Bから代理権を授与されている場合に関する次の記述のうち,民法の
規定及び判例によれば,正しいものはどれか。

★1 Aが,Bの名を示さずCと売買契約を締結した場合には,Cが,売主は
Bであることを知っていても,売買契約はAC間で成立する。

[☆解説]

【代理人が顕名をしなかった場合、原則として代理人自身が
 契約したものとみなされる】

ただし
【相手方が知っていた、(悪意)または知ることができた(善意有過失)
 ときは直接本人に対し、効力を生じる】

この問題では、代理人Aが顕名をしていないので原則として代理人Aと
相手方Cで契約したことになりますが、相手方Cが「AはBの代理人」
ということを知っていれば(悪意)有効な代理行為となり
売買契約はBC間で成立します。

よって「AC間で成立する」といっているこの問題は誤りです。

★2 Aが,買主Dから虚偽の事実を告げられて売買契約をした場合でも,B
がその事情を知りつつAに対してDとの契約を指図したものであるときには,
BからDに対する詐欺による取消はできない。

[☆解説]

代理人が詐欺をされた場合などは【原則として、代理人を基準として判断する】
ので本人は取消すことができます。

ただし
【本人の指図に従ってした特定の代理行為の場合は、悪意の本人は
 代理人の善意を主張することはできない】

要は、本人Bは代理人Aがだまされていることを知っているのにそれでも
代理行為をつづけろと代理人Aに指図しているので、本人Bを保護する必要は
ない、ということです。

なので代理人Aがだまされたことを理由として取消すことはできません。

よってこの問題は正しいです。

★3 Aが,買主を探索中,台風によって破損した建物の一部を,Bに無断で
第三者に修繕させた場合,Bには,修繕代金を負担する義務はない。

[☆解説]

代理人Aは保存行為の代理権も授与されています。

保存行為とは【財産を維持したり、守ったりする行為】です。

建物の修繕は財産の現状を維持する行為で保存行為にあたります。

したがって、第三者との修繕契約の効果は本人に直接に帰属し、Bは、修繕代金
を負担する義務があります。

よって「義務はない」とするこの問題は誤りです。

★4 Aは,急病のためやむを得ない事情があってもBの承諾がなければ,さ
らにEを代理人として選任しBの代理をさせることはできない。

[☆解説]

代理人がさらに代理人を選任しようとしているのでこの問題は
復代理についての問題ということになります。

任意代理人は
【本人の許諾を受けたとき】または【やむを得ない事由があるとき】は
復代理人を選任することができる。

代理人Aは急病のためやむを得ない事由があるので、本人Bの承諾がなくても
Eを復代理人として選任することができます。

よって「できない」といっているこの問題は誤りです。

ちなみに
法定代理人の場合は自由に復代理人を選任することができます。

今回もわかりやすく動画を作成しました。

【中卒宅建講座】権利関係 重要過去問題 『代理』  H13 問8



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