【中卒宅建講座】 重要過去問 『解除』 H14 問8

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どうも。

中卒宅建講座講師のユウスケです。

今回は

『契約の解除』

に関する平成14年問8の過去問を
解いていこうと思います。

〔問8〕Aは,A所有の土地を,Bに対し,1億円で売却
    する契約を締結し,手付金として1,000万円を受領
    した。Aは,決済日において,登記及び引渡し等の
    自己の債務の履行を提供したが,Bが,土地の値下
    がりを理由に残代金を支払わなかったので,登記及
    び引渡しはしなかった。この場合,民法の規定及び
    判例によれば,次の記述のうち誤っているものはど
    れか。

今回の講義をわかりやすく動画にしたのはコチラ

             



【中卒宅建講座】権利関係 重要過去問 『解除』 H14 問8

1 Aは,この売買契約を解除せず,Bに対し,残代金の支
払を請求し続けることができる。

[☆解説]

債務不履行である履行遅滞、履行不能があれば契約の解除を
することができますが、これは、解除をすることができるので
あって、解除をしなければならないわけではありません。

契約を解除をするか、契約を解除せずに契約どおりの履行を
請求するかは債権者の自由です。

この問題では、Bは決済日において代金を支払っていないので
履行遅滞となっています。

履行遅滞の場合は

【相当の期間を定めて履行を催告し、その期間内に
 履行がないときは、契約の解除をすることができる】

となっています。

なので、この条件をみたせばAは契約の解除をすることも
できますし、解除をせずに履行の請求をすることもできます。

よって、「できる」とするこの問題は正しいです。

2 Aは,この売買契約を解除するとともに,Bに対し,売
買契約締結後解除されるまでの土地の値下がりによる損害を
理由として,賠償請求できる。

[☆解説]

履行遅滞の場合は、契約の解除や、契約を解除ぜずに履行の
請求をするとともに、損害賠償請求をすることができます。

契約の解除をして、はじめから契約がなかったものになった
としても、実際に損害が出ている場合は賠償する必要がある
からです。

Aは、Bが契約どおりにしてくれていれば、1億円を手に入れる
ことができていたのに、土地の値下がりによりもう1億円では
売却することはできなくなっています。

その理由がBの債務不履行によるものなので、Aは契約の
解除とともに、損害賠償を請求することができます。

よって「できる」とするこの問題は正しいです。

3 Bが,AB間の売買契約締結後,この土地をCに転売す
る契約を締結していた場合で,Cがやはり土地の値下がりを
理由としてBに代金の支払をしないとき,Bはこれを理由と
して,AB間の売買契約を解除することはできない

[☆解説]

AとBの間の契約と、BとCの間の契約というのは別個の
契約です。

CがBに代金を支払わないことはBとCの間の契約の解除を
する理由になる場合はあっても、AとBの間の契約の解除を
する理由にはなりません。

Aには、帰責事由がなく、債務不履行にもなりません。

よって「できない」とするこの問題は正しいです。

4 Bが,AB間の売買契約締結後,この土地をCに転売す
る契約を締結していた場合,Aは,AB間の売買契約を解除
しても,Cのこの土地を取得する権利を害することはできな
い。 

[☆解説]

解除と第三者の関係では

【第三者が悪意であっても、登記を得ていれば保護される】

となっています。

逆に言えば登記を得ていなければ保護はされないということです。

この問題では、登記はAのままなので、第三者であるCは登記を
得ていません。

なのでCは保護されず、Aは、Cの土地を取得する権利を
否定して、土地を取り返すことができます。

よって「できない」とするこの問題はあやまりです。

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